犬猫さんにも白内障があります

　一緒に暮らしている犬猫さんがお歳を召してくると眼が白っぽくなってきた、と感じることがあると思います。犬猫さんにも白内障があり、猫さんよりも犬さんで多いです。ただし、目が白っぽく見えることが白内障を意味しているわけではありません。ヒトにおける皮膚のシワのように年齢からくる変化で、痛みもなく視覚にも影響しない核硬化症という状態でも外から見ると白っぽく見えることがあります。

　核硬化症は病気ではないので治療をする必要はありませんが、白内障は放置すると痛みを伴い視覚を失う原因になります。昼間は普通そうに過ごしているけれども、明け方や夕方の薄暗い時間帯は動きたがらない場合は白内障によって目が見えにくくなっているサインかもしれません。

　「核硬化症ってなに？」「白内障だったらどうしたら良いの？」等ご不明点がございましたらかかりつけの動物病院にご相談ください。大田区にあるBe犬猫病院は犬猫さんの眼科診療も受け付けております。日曜日や祝祭日も診療を行っておりますのでお気軽にお越しください。