Be犬猫病院

犬猫さんの眼科①(角膜)

犬猫さんの眼科①(角膜)

犬猫さんの眼科①(角膜)

2024/07/12

 私たち自身であれば目が痛い時に行く病院は眼科かな?と思いますが、犬猫さんはヒトの言葉を話せません。なので犬猫さんの行動や仕草から病気を絞り込んでいくことが必要になります。具体的には、目を気にして瞬きをたくさんしたり目が開けられなくなってしまうような場合には目の病気である可能性が高いです。今回は目に起こる病気のことをひとつご紹介いたします。

目次

    目の構造

     目という器官は眼窩というくぼみに眼球が入って、その周りに眼球を動かす筋肉がつく構造をしています。この眼球の外側を角膜という透明な組織が覆っており、眼球の表面を守る役割をしています。

     眼球の表面は刺激を敏感に感知できるような神経が集まっています。これによって風を感じたり、目にごみが入ってしまってもすぐに気が付くことができます。その反面、眼球の表面に傷ができてしまった場合には強い痛みを伴うことになります。目に強い痛みを感じている時には瞼が開けられなくなったり、瞬きが著しく増えたりします。

    眼球に傷ができる原因は?

     最も多いのはぶつけたり、けんかをした等外部から力が加わったことによって傷ができてしまう場合です。その他にも、ドライアイやウイルスの感染によって眼球表面の防御機能が低下することによって傷ができてしまう場合などもあります。

    治療法は?

     軽度の傷であれば安静にすることによっておよそ1週間で傷は修復されます。その間は傷の修復を助ける目薬をしていただくことが多いです。傷が深い場合や治りが遅い場合には手術などの処置が必要になることもあります。治療法はもちろん、治るスピードや経過に関しては体質や原因などによって様々なので主治医の先生とよく話し合っていただくことをお勧めします。

    気になったことはかかりつけの動物病院にご相談ください

     犬猫さんがいつもはしないような行動や仕草をしている場合にはかかりつけの動物病院にご相談ください。実は病気や怪我などの身体の不調を伝えようとするサインである場合があります。

     大田区にあるBe犬猫病院は馬込・山王地域の犬猫さんがいつでもご相談いただけるように日曜日と祝日も診察を受け付けています。お困りごとがございましたらお気軽にお越しください。

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