Be犬猫病院

犬猫さんの腎臓病

犬猫さんの腎臓病

2024/03/22

 以前の記事(犬猫さんの三大疾病とは?)でご紹介した犬猫さんの三大疾病の中で、猫さんでは1番目に、犬さんでは3番目に多いのが腎不全です。今回は犬猫さんの腎臓病に焦点を当ててお伝えいたします。

目次

    腎臓という臓器について

     まず腎臓という臓器が体の中でどのような役割を担っているかというところからお伝えします。腎臓は、全身を巡っている血液の中に溶け込んでいる不要な老廃物から尿を作る臓器です。尿を作る過程で身体の水分バランスとミネラルバランスを調節しています。さらに血液の中で酸素を運ぶ赤血球の増産を指示したり、血圧のコントロールにも一役買っている生命維持に欠かせない臓器です。腎臓の機能は赤ちゃんとして生まれてきた時が最も高く、働くうちに少しずつ弱っていきます。生まれてきた時の機能を100とした場合に、加齢などによって疲れがたまり機能がおよそ30まで下がってしまった時に正常な機能が果たせなくなり腎臓病と診断されます。

    腎臓病になるとどうなる?

     腎臓の機能が生まれた時と比べておよそ30%しか働けなくなると、血液の中の老廃物を尿中にうまく濃縮できなくなります。それでも老廃物は捨てなければならないので、薄い尿をたくさん出すことによってなんとか老廃物を捨てようとします。もしもご家族の犬猫さんがたくさん水を飲んで、薄い尿をたくさんしている場合には腎臓病のサインかもしれませんのでかかりつけの動物病院へご相談ください。

     さらに腎臓病が進行して、大量の薄い尿を出しても老廃物を捨てきれない場合には老廃物が身体の中にどんどんたまっていきます。そうなると気持ちが悪くなり、歩けなくなったりごはんを食べられなくなって嘔吐してしまう等の症状が顕れます。

    腎臓病になってしまったら?

     現代医学では壊れてしまった腎臓を再生させることはできません。しかし、腎臓の機能を維持するための方法はあるので点滴やお薬の服用などの方法を用いて、弱ってしまった腎臓でも血液中の老廃物を体の外に捨てられるような治療をしていくことになります。身体の中で老廃物が作られにくくなるような食生活の見直しを行うことも有効な手段と考えられています。

    腎臓病にならないためには?

     腎臓は生まれた時から少しずつ少しずつ弱っていくので高齢になれば機能が弱まってしまうことは避けられません。そのうえで衰えるスピードをなるべく遅くしてあげるためには、毎日の食生活が重要になります。腎臓を酷使して消耗させるような塩分の多い食事をさせないこと、のどが乾いたら水を飲めるなどの適切な水分調節をできるようにしておくことによって腎臓の疲労を軽減することができます。また、お年を召してきた犬猫さんの腎臓機能がどの程度弱ってきているのかを健康診断でチェックしてみることも一つの手段です。早期発見は早期対策のための第一歩です。

    気になることがあればかかりつけの動物病院へご相談ください

     今回はここまで腎臓病についてお伝えしました。ご家族の犬猫さんに気になるところがある場合や、腎臓病についてもう少し詳しく知りたい場合はかかりつけの動物病院にご相談ください。

     大田区にあるBe犬猫病院では、それぞれのご家族や犬猫さんにとって最善の方法をご提案するために日曜日や祝祭日も診察を受け付けております。既に腎臓病の対策をされている方も、これからしていこうと考えておられる方もお気軽にご相談ください。予約がなくても診察いたします。

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