Be犬猫病院

犬猫さんがケガをしてしまったら

犬猫さんがケガをしてしまったら

犬猫さんがケガをしてしまったら

2024/06/14

 日が延びて気温が高くなってくると犬さんのお散歩等で屋外に出て過ごす場面が増えてきます。屋外で過ごす時間が増えると知り合いの犬さんと一緒に遊んだり、いろいろなにおいを嗅ぐなど、屋内で過ごしている時とは異なる刺激に触れて気分転換をすることができます。しかし、屋外には事故の元になる危険が潜んでいることもあります。

 今回は屋外で過ごすときに注意していただきたいポイントと、もしもケガをしてしまった場合にはその応急処置に関してお伝えいたします。

目次

    屋外にある危険って?

     屋外には危険が潜んでいると申し上げましたが、これらの危険は飼い主さんが普段から犬猫さんに適切な接し方をすることで防げるものが多いです。例えば、お散歩が嬉しくて我を忘れて走り出してしまうと交通事故に巻き込まれてしまうかもしれませんが、適切な長さのリードをしていれば防ぐことができます。また、急に全力ダッシュをしたり急激な方向転換をすると脚を痛めてしまいます。運動をする時にはウォーミングアップが大切というのはヒトも犬猫さんも同じです。外に出るだけでハイテンションになってしまってこちらの声が聞こえなくなってしまう、という場合は外で落ち着く練習から始める必要があります。ヒートアップし過ぎたことによって飼い主さんの声も聞こえず、視界も狭まった状態ではヒトや犬猫さんにケガをさせてしまうかもしれません。

     他には、砂利道やくさむらにも注意が必要です。このような場所は普段とは異なるにおいや地面の触感で興味をそそられる犬猫さんは多いです。砂利道はそれ自体が足の裏を切ってしまう要因になりますし、ガラスの破片などが紛れていても気が付きにくくなります。くさむらも足元が見えにくくなりますし、服や犬猫さんの毛にくっつくタイプの種も少なくありません。毛にくっつくタイプの種は体に刺さる形をしているものもあるのでケガの原因になります。

    もしもケガをしてしまったら?

     出血がある場合にはハンカチ等で出血部位を抑えて止血をします。そして痛がっている部位がどこなのかを特定します。痛がっている部位には体重をかけたりさせないようにしながら、本人にとって楽な姿勢を優先します。本人が気にしていない場所にも腫れている部分がないかチェックをすることができればより良いです。

    ケガはどのくらいで治る?

     足の裏のちょっとした傷であれば2-3日で治ることがほとんどです。膝の捻挫などは2か月ほどかかることが多いです。いずれもケガの程度によりけりではありますが、傷口を舐めてしまったりたくさん歩き回ったりしてしまうと治りが悪くなるのでエリザベスカラーを外させないような工夫が必要になる場合があります。

    噛まれた場合に必要な治療の種類と注意点

     屋外には危険もありますが、楽しいこともあります。飼い主さんがいくら気を付けていても起こってしまう事故もありますが、普段から犬猫さんと良好な関係を築けていれば事故が起こる危険性を下げることはできます。

     もしもケガをしてしまった場合や、屋外で落ち着かせる練習方法が分からない場合はかかりつけの動物病院にご相談ください。大田区にあるBe犬猫病院は馬込・山王地域の犬猫さんが健康に長生きできるように診療を行っております。日曜日や祝日も診察を受け付けておりますので、犬猫さんのお困りごとがございましたらお気軽にお越しください。

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